暑中お見舞い申し上げます。
ここ数か月、いくつかの土地を訪れ、静かな日々を過ごしていりました。
そして、様々な気づきを得て、活動名に「咲たま ゆかり」を加え、家族に負担をかけない活動の形に変更することとしました。
「咲(さき)たま」は、行田市内にある前玉神社、埼玉にちなみ、縁ある存在が花咲くようにとの祈りを込めてた名です。
昨日は、夫の治療の付き添いで訪れた病院の敷地内で、半月を見ました。
そこで、創作した詩は・・・
『半月(はんげつ)』
すべては そこにある
半分だけ見える月
影となり見えない部分に 心を添わす
月のすべてが
そこにある
By 咲たま ゆかり
※動画「辻井伸行×ドイツ 月光 ソナタ ベートーヴェン」より
夫の抗がん剤治療は、4クールとなりました。
副作用のため、通常のスケジュールよりゆっくり進んでいます。薬量が減量されましたが、お陰様で効果が出てきました。
そこで、治療の合間をぬって、夫の行きたい場所に旅することにしました。
山形県米沢市は、結婚してから一緒に20回以上訪れている思い出の地。
今回の旅には、再生アートの『トーチ(聖火)』を持参しました。
<材料>
結婚披露宴で使った古いロウソク、行田のお寺でもらった使いかけのロウソク、古いクレヨン、パンの袋についていた針金、洋服から取れてしまった飾り、粗品の金属製カップなど)
敬愛する上杉鷹山公の前にも再生アートの「トーチ」を・・・
上杉謙信公を祭る本殿には、新しい大きなロウソクが2本置いてありました。
実は、山形に行くことを決める前、宝登山神社のおみくじが入っていた打出の小槌が見つかり、その後すぐにトラックが横に来て「福島」「正」の文字の入った打ち出の小槌を目にしました。会津に行った際には、飯盛山で光の写真を撮影したことを思い出し、福島県会津の伊佐須美神社にも立ち寄ることにしました。
お守りも2年が経過していたので、鶴の水引をつけてお返しし
すると、手水の龍神様にも水引のリボン
紅白の南天の実も素敵でした。
会津の神々や野口英世さんにもご挨拶
磐梯山にも、聖火を捧げました。
私たちは、多くの先人たち、自然、そして周囲の沢山の人たちに支えられ生きていること、困難な出来事がある度に思い出させられます。本当にありがたいことです。
(動画:中島みゆき公式チャンネルさんより)
(動画:内観アートBOOK無料公開デジタルBOOK)
今日は、3月3日、ひな祭りの日です。
桃の花を飾ってみました。
そして、3月8日は、ミモザの日。
女性や大切な人たちに感謝する日だそうです。
そこで、黄色のミモザの花も一緒に飾りました。
東日本大震災以降、全国各地で「心の花びら展」などを開催してきましたが、移動の車の中で、夫婦でよく聞いた曲はいきものがかりの「ありがとう」でした。
夫やご縁のあったすべての人たちへ感謝の気持ちを込めて、感謝したい音楽と動画をこれからアップしていくことにしました。
(いきものがかり Official YouTube Channel より)
(心の花びら関連動画より)
再生アート『生命の泉』
素材は、東日本大震災後、宮城県栗原市の風の沢ギャラリーにて内観アート展を開催した際に、材木店の方から頂いた木材を加工したものです。シロアリに食べられていた表面を削って、和紙で木の皮を再現しました。
NHK京都や御殿場などで開催した心の花びら展では、月桂樹の葉を貼っていく参加型アートにも変身しました。
今年は、アルミホイルで泉から水を湧き出してみました。
夫の抗がん剤治療中創作した短歌は
刷毛(はけ)状の 雲をながめる 春の空
あなたと向かう 生命の泉
昨日のバレンタインは、夫に、手作りの不格好なチョコレートと短歌をプレゼントしました。
昨日は、なかなか食べてくれなかったのですが、今日は一粒チョコレートを食べてくれました。
一緒にプレゼントした短歌の方が気に入ってくれたようです。
短歌は、以前も投稿した、斎藤茂吉記念館の茂吉ポストに投稿しました。
作品投稿は、作品集になった時にご紹介しますね。
#短歌#創作#夫婦の愛