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詩「時空」
伝えたい想いがある。
分かち合いたい感動がある。
生きている今だから
生み出すことのできる意識の結実。
感情を重ね合わせ
葛藤や歓喜の中から押し出された
創造という名の楽器。
時空を超えて
つま弾いて行くことだろう。
詩「響き」
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詩『重き存在』
しんしんと積もる雨の結晶
透明だった滴は
白く重い固体と化し
大地の茶色や緑を包み込んでいく
流れ去ることのない存在は
重なり合いどんどん大きくなっていく
大地はあるがままに
人は動かして行く
(2020年12月19日 新潟などの大雪から)
<秋の詩>
(クリックすると大きくなります)
詩『繋(つな)ぐ』
あなたは、彼岸花
天高く手を伸ばし
凜と立つ情熱のライン
あなたは、花火
時代の挾間で
命を懸けた愛
時空を超えて
赤い光の糸となり
天地と人の心を繋ぐ
(2020年10月3日)
<とうもろこしの詩>
『黄金の種』
光と雨と愛を全身を浴び
まっすぐに伸びた
緑の生(は)やし
いくつも突き出した
鞘の中には
ぎっしりとつまった黄金の粒
たくさんの命を育(はぐく)む
種を蒔こう
命の種を
By Unsai
この詩に呼応する絵画