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今年は、お祝いの言葉を口にすることができないので、夫が最後に行きたかった長崎に行ってきました。夫のジーンズと眼鏡と一緒に、夫が乗りたかった西九州新幹線『カモメ』にも乗りました。

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郵便局は、全国に2万カ所以上あるそうですが、夫は47都道府県で2,000局以上で、1,000円ずつ貯金していました。長崎県が最後の1県でした。

平成7年正月、長崎中央郵便局のATMでふたり分の貯金してきました。


夫が抗がん剤治療中に創作した短歌が、斎藤茂吉短歌ポスト作品集29集に掲載されました。

『喜びとあふれる愛が道しるべ あなたと目指す人生のゴール』

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夫の夢だった全国47都道府県の郵便局の旅が、ようやくゴールを迎えました。

郵便局と再生アート達の47都道府県全国行脚、二人だったから叶えられたように思います。


令和7年が皆様にとって、喜びと愛あふれ、輝き多い年となりますよう、心よりお祈りしています。


(YOUTUBU動画:@mariyatakeuchiofficialさんより)








かえる・・・

2024年11月25日

今夏、『相田みつを那須ギャラリー』の作品展で植えた茄子は、その後大きく育ち、スタッフさんが召し上がられたという嬉しい報告を受けました。自宅に連れ帰った枯れか

かった蓮の葉が復活し、家族のサポートや様々の手続きに注力している間、あっという間に11月になりました。11月は、亡夫との結婚記念の月。

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結婚記念日に、夫が眠るお墓にお参りしたところ、石模様に変身したカエルに出会いました。

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そして、親戚からは、石像のドラえもんとキティちゃんをいただきました。

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昨年、小鹿野町で訪れたダリア園のピンクのドアが、ドラえもんに出てくいる『どこでもドア』と重なりました。ピンクのドアの前に立つくまさん(夫)がドラえもんのように見えてきました。新しい活動拠点で、石像が優しく見守ってくれています。

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AYAKAHIRAHARAOFFICIALCHANNELさん動画より)



昨日、無事『心の花びら展∞那須』を終えることが出来ました。

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スタッフの皆さん、遊びに来てくださった皆さんに感謝です。


台風の接近で、撤収日がどうなるかハラハラしていましたが、お天気にも助けられ、作品たちも濡れずに帰ることができました。


乳がんの抗がん剤治療後から記憶障害や脳機能低下が生じ、8年ほど施設展示ができませんでした。ようやく復活することができました。

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長い間信じて待っていてくださった友人、縁者のみなさん、本当にありがとうございました。

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会場には、多様な表現を楽しんでいただけるよう、絵画や詩、再生アートなど、色々試行錯誤しながら、追加したり、入れ替えたりしてみました。

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外庭の植物たちも、枯れそうになったら、入れ替えました。

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埼玉と栃木、往復5時間ほどを繰り返し、肩がパンパンで首が思うように回らない状態でしたが、心豊かな時間を得ることができました。

また、最終週には、6月に膵臓がんで亡くなった夫(くまさん)が、福島でのワークショップで描いた「大好きな空」の絵画に作品展案内を載せました。

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(dreamusicさん動画より)



8月1日より、「相田みつを那須ギャラリー」にて、『心の花束∞那須』がスタートしました。

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ちょうど、今年は、相田みつを生誕100年の年にあたります。

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相田みつを那須ギャラリー内の作品を味わいながら、窓辺で、再生アートや「生きる」「生命」「再生」をテーマにした作品を楽しんでいただけたら嬉しいです。

テーマは、故郷の山々と生き物たち。

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実は、6月に膵臓がんで闘病していた夫が天国に旅立ち、また、スタート日の搬入準備が終わって、父のように慕っていた叔父が亡くなりました。昨日、子供のなかった叔父の葬儀を姉と執り行い、今日から正式告知をさせていただいた次第です。


夫は、ボランティアとしての文化芸術活動に、10年以上協力をしてくれました。

旅好きの夫は郵便局で局印目的に貯金を楽しみながら、展示会場までの運転や作品展準備などを度々手伝ってくれました。


ご縁のある親しい人の声を携帯電話で聞いてもらいながら、最後に「楽しかったね。ありがとう。」と伝えました。とても穏やかな最後でした。


そんな彼が、抱え運んでくれた再生アートの「龍馬くん」や「おさるさん」なども展示しています。

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また、叔父は、富士山の近くに生まれ、通称「山ちゃん」と読んでいました。

山にちなんだ作品展、スタートの日に静かに人生の幕を閉じました。


「生きる」「生命」「再生」深く味わった6月・7月・8月。


これから、親の介護の合間に、作品を入れ替えながら、8月31日16時まで展示します。

ギャラリーには、状況を確認しながら、週に1度くらい顔を出す予定です。


近くに、道の駅「友愛の森」があります。併せて立ち寄られると楽しいと思います。

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ちなみに、道の駅のショップで見つけた地元の花「セロシア」(ケイトウの仲間)を購入し、ギャラリーの外庭に植栽しました^^。

地元にちなんで「中なす」も・・・。

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相田みつをさんのたくさんの素敵な作品と一緒に、お楽しみくださいね。

(動画:相田みつをギャラリー美術館公式チャンネルさんより)








私は、栃木県の温泉で少し有名な喜連川出身ですが、土地勘がない人には「那須塩原の方の出身です。」と、答えています。

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そして、山を見ると、心が癒される人間です。

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家族のことを思うと、自分の活動は遠慮がちになっていましたが、自分の人生を深く味わい、魂が喜ぶ仕事をすることが、周囲も自分も幸せにすることに気づきました。

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意識の解放をすることの大切さを感じ、今年の夏頃、那須地方で作品展を開催することにしました。


那須は、「何か必要なもの」の意味。


作品の中から、自身にとって必要なものを見つけてもらえたら嬉しいです。


以前、那須周辺で撮影した再生アートの風景写真なども展示予定です。


作品展会場と日時は、諸般の事情により、作品展スタート直前にお知らせしようと思います。



詩『山岳の夏』


本当の景色には家がある


描こうとした時

私の焦点は自然にあった


心の目は

自分の見ようとする物だけを

見せてくれる


私の体はそれを創り出す

(雲彩)


ところで、『じいるの杜』公式ホームページのサブタイトルを、「心の花びら+心の花束∞(無限大)』にしました。作品展名称にも、これから使っていこうと思います。


(玉置浩二さんのYouTube動画より)




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