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詩「自居留の杜」

今、生と死の狭間にいる親戚がいます。まだ、50歳代。
先日、病院で手を握ってきましたが、意識がまだ戻っていない状態です。
私にできることは、信じることと、祈ること。作品は祈り。
1遍の詩を、ここで捧げたいと思います。


『自居留(じいる)の杜』
自分自身で居ること。
流されることなく
熱い思いを留めて
しっかり根をはるブナの木のように
生きていけたらと思う。
風が吹き、雪が積もり
誰にも止めることができない
環境の変化(へんげ)。
しかし、生きていれば
いつか花を咲かすことができる。
誰かにその実を託すことができる。
   By Unsai Tanaka
※ブナの木言葉は、「生まれいずる喜びに・・・」。

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