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想像する力の大切さ・・・

大阪なおみ選手のニュースを拝見し、思うところを記したいと思います。


私は、過去20年間医療職として心と体の健康支援をしていました。しかしながら、西洋医学だけでは難しいと感じ、自分と家族の健康状態のことも相まって、アートの世界に身を転じました。


ところが、乳がんや抗がん剤、抗ホルモン剤治療後などにひどい記憶障害や思考力低下が生じ、創作することも、きちんとした手紙を書くことができない状態となりました。


SNSやホームページでは、何回も文章を書いては修正し、書いては修正し、スーパーでは何を買っていいかわからずウロウロし、お財布や鍵を何回も忘れ、義父母の病室が分からなくなり病院内をさまよい、目的の場所に到着するまで通常の三倍くらいかかっていました。


「心の花びら展 in 館林」の頃から、その状態でした。見た目は普通だったと思いますが、内側では不安・混乱の嵐が吹いていました。


その状態は、5年以上続きました。投稿が減ったのも、お返事がおろそかになったのもそのためです。


当時は、このまま呆けてしまうのだろう・・・と絶望を感じていました。


しかし、「生きるのが辛い」と思う人をひとりでも減らしたい・・・という想いで、各地を廻り始めたのですから、諦めてはいけないと思いました。


また、大切な友人達のメッセージが心の支えとなりました。


現在、ようやく自分のリズムを取り戻し、動けるようになりました。


人には、様々な事情があります。


事情が分からず簡単にジャッジすることの危うさを感じ、記事を書きました。


また、亡くなった俳優や芸能人のみなさんも、同じような思いを多分されていたのではないかと思います。


人は、見えない苦労をみんな背負っているのだろうと想像できる世界が、大和な世の中を創造すると信じています。


追伸)島根では、早朝出雲大社にお参りしたところ、駐車場の精算機が壊れ、思いがけず、島根出発の聖火リレーを応援することになりました。


出雲大社は、大国主命がおまつりされている神社です。平和に国譲りをされた神様で、名前を5回変え50ほどの呼び名がある神様だそうです。


聖火リレーの先頭車両の頭には「福乃和」の看板がありました。


感謝状をお渡しした松江の方には、スーパーで「田中ゆかり」さんがアナウンスしていたと言われ、石川の方には、「名前セラピー」の本を紹介され、親が付けてくれた名前を大切にするように教えていただきました。


ご縁を感じ、雲から出て、本名の「田中ゆかり」で、すべての活動をすることにしました。ご縁に感謝です。


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