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伝統の小川和紙のふるさと・・・

「心の花びら展+心の花束 in 彩の国」で、一番印象に残ったのは、小川町和紙体験学習センターでした。見学は随時、1週間以上前から予約すれば、本格的な和紙漉き体験もできます。
今回は、再生アートの「太鼓」と参加型アート「時空を超える鍵」を展示させていただきました。この作品は、ニューヨーク在住の版画作家田中康予さんの麻布十番ギャラリーでの個展と、原爆の図丸木美術館での「心の花びら展in埼玉」が同時期開催であったことから、それぞれの参加型アートとして展示後に融合させ一つの作品に創作したものです。
奥にあるのは、小川和紙の作家さんが創作した小川和紙の七夕飾りと小川和紙アートです。
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小川町役場やスタッフの方が、施設内を丁寧に案内してくれました。和紙の原料は「こうぞ」ですが、1年で3メートルから4メートル成長します。横の枝は伸びないように横芽の葉(天ぷらにして食べると美味しい)を摘み取るそうです。真直ぐでないと沢山束ねることができないので、長い棒のようにします。黒皮を剥くと、白くて純粋な白皮が現れるそうです。黒皮が残っているとカビが生えてしまうので、しっかりとるのだそうです。丁寧に黒皮を除いて不純物がなくなれば、何年たっても美しい和紙になると教えてくれました。
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今、小川和紙は、安価な西洋紙に押されて和紙作りを廃業しまう人が多いそうです。小川町では、1日~ボランティアを受け付けているとのことでした。興味のある方は、是非「こうぞ」に触れてみてくださいね。
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OGAWA Japanese paper work study center

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