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原爆の図 丸木美術館だからできたこと・・・

埼玉県東松山市にある原爆の図 丸木美術館での「心の花びら展」が無事終わりました。

短い期間でしたが、素敵な出会いと感動がたくさんありました。

今回の丸木美術館は、実は昨年10月に開催を予定していましたが、前に入っていたアートイベントがずれたため、延期になっていました。

しかし、原子力エネルギーの問題がクローズアップされている今だからこそ、この美術館で行うべきだと思い、今回実現となりました。

行動したことで、ニューヨーク在住の版画作家さんとのコラボや福島県にご縁のある方、そして原発や戦争に反対する方々と深い心の交流を持つことができました。

そして、今まで辛くて悲しいテーマの作品を創ったものの、飾ることができなかった2つの作品「イラクと世界」(イラク戦争の際に創作、国際コンクール入選、フランスパリ4区に展示)、「ごんぎつね」(上野の森美術館 自然を描く展入選)も展示することがきました。

友人に「重くて悲しい作品を展示することは、とても抵抗感があった。」と話すと、「人の中には様々な感情があって、負の感情であっても、それを見て何かを感じることができるのだから、展示する方が良いと思う。」と言ってくれました。
とても嬉しいメッセージでした。

また、地球規模の大きなメッセージである平和や調和の大切さを発している丸木美術館で、地球のオブジェを創るアートセッションを行えたことも意義深いものでした。原子力エネルギーは、地球全体に大きな影響を与えます。今こそ、自然エネルギーへの転換を目指す時。
みんなが創る地球は、みな個性的で美しく生命力に溢れていました。

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