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令和時代と再生アートの『祈り』

令和の時代となりましたね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?
みなさんにとって、心豊かな素晴らしい時代になりますように心からお祈りしています。
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令和に入り、再生アートの『祈り』が存在感を増しています。
天照大御神や木花咲耶姫、大日如来などのイメージを重ねた作品です。
富士山の見える御殿場文化会館や足利で展示したものです。
ご縁ある場所に、機会を見て一緒に行けたらと思っています。
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ところで、新しい時代に向け、自分自身の心の中もしっかり整理しなくてはと思い、内観的な時間を持ちました。

乳がん治療後、抗がん剤治後の「ケモブレイン」状態や抗ホルモン剤治療により、記憶・思考力などの低下、免疫力低下など様々な症状が出現しました。一時は専門医に甲状腺がんの疑いを告げられたこともあり、実行委員会などの組織を解散し、展示方法や活動方法も大きく変更しました。また、持病の椎間板ヘルニアに加えて、脊柱管狭窄症や周辺組織の骨化などで思うように動けない時もありました。何回も落ち込み、すべてあきらめようかと悩んだりしました。

しかし、今は「できないこと、不完全な自分を受け入れることの大切さを、学ばせてもらった。」「周囲に支えらてれてきたことを気づかせてもらった。」と、病気や出来事に感謝できるようになりました。

「やりたいことより、できることをやろう。」と、形を変えながらも表現活動を続けることが大切なのだと感じています。

現在、脊椎間狭窄症などの健康状態を考慮すると、自主企画の大きな展示や登山、山間部の移住など一部の計画は諦めなくてないけないと感じています。しかし、感動や発見を共有していくという活動は、しなやかな風のように続けていけたらと思っています。
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そして、今年は、3年に一度の瀬戸内国際芸術祭の年です。
以前、『心の真珠展』で、お世話になった直島のくらやギャラリーさんより、先日連絡をいただきました。
猫ちゃんが6匹から7匹になり、ずっと実がならなかった柚子の木に、私が柚子を木に飾ってから毎年柚子の実が1つずつなるようになったと。

そこで、くらやギャラリーさんで、創作途中だった再生アート『招き猫』を先日完成させました。
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ゆずの中には本物の柚子の種を入れて・・・。
みんなでシェアできる幸せの種が増えますように。

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